美肌と腸内環境の関係について①

便秘をしていたり、下痢気味だったり……。腸に不調を抱えているときは、肌が荒れやすいと感じることはありませんか? 腸のコンディション、すなわち「腸内環境」は、肌のコンディションとも密接に関係しているのです。
腸内環境の乱れに関係する「悪玉菌」とは?

私たちの腸内環境を大きく左右するのが、腸内に存在している細菌です。

人間の腸の中には100種類以上もの細菌が存在しており、大きく「善玉菌」と「悪玉菌」に分類されます。

善玉菌はヨーグルトなどに含まれているビフィズス菌が代表的です。善玉菌はビタミンを作り出したり、 体の免疫力を高めてくれたりといった良い効果を生み出してくれる優秀な菌です。 また、腸内の環境を酸性に維持することによって排便を促し、便秘の解消にもつながる菌です。 食物繊維も善玉菌を増やすために必要な栄養素です。 人間の消化酵素だけでは食物繊維を分解することができないので、善玉菌が分解し、エサとします。 食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がありますが、 水溶性食物繊維が便を柔らかく粘りのあるものに、不溶性食物繊維が水を吸収して膨らませて、 便を体外に排出するよう働きかけているのです。

一方、悪玉菌はさまざまな不調につながる厄介な菌です。悪玉菌は大腸に送られてくる 食べ物のかすに含まれているアミノ酸などを分解して、 有毒物質を生成してしまいます。また、排泄されにくい便を作るため、便秘の原因となります。

続きは、次回お話します。

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