歩くためには、全体の3分の2以上の筋肉を使う!?
全身の筋肉のうち、歩くための筋肉はその3分の2以上が使われているそうです。
多くの筋肉を使うと疲れるというイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、実は、全体の筋肉を使った動きの方が、力が分散されるため、疲れにくいと言われています。
つまり、ウォーキングは、比較的疲れにくい運動なのです。
それにも関わらず、すぐに疲れてしまうというのは、やはり全身の筋肉が弱っているか正しい歩き方をしていないということになります。
1.基本姿勢
基本的なことですが、まずガニ股・内股にならないように注意します。
頭の上を引っ張られてるような感覚で、背中を伸ばして、重心は足の踵(かかと)の少し前にしておくと体重移動がやりやすく、疲れにくくなります。
2.着地と離陸
踵から着地して、重心が親指の方に移動するように意識をしましょう。つま先で地面をけるように弾みを付けると、次の一歩へのアシストになります。この重心移動が疲れない歩き方で非常に重要な条件です。親指方向に抜ける重心移動を、ぜひマスターしてください。
3.腕の働き
腕振りは、振ることで重心のバランスを保ったり、次の重心移動のアシストをするために行っていますので、振るように意識しましょう。あまり大きく振りすぎる必要はありませんが、いつもより少し意識するだけで、疲れない歩き方に一歩近づきます。
つづきは次回、ご説明いたしますね。