肌荒れ、イライラ…にも腸内環境が関係③

腸内環境が良いと体はどうなる?

逆に腸内環境が良好な状態だと、どのようなサインとなって体に現れるのでしょうか。腸内環境は自分で見ることが難しいので、良くなったときの目安としてチェックしていきましょう。

便の状態が良好に

腸内で善玉菌が優勢な状態であれば、ぜんどう運動が促進されます。便秘が解消されて、便が毎日出るようになるでしょう。便はバナナのような形で、力まなくてもストンと出て、においがほとんどない物が良い状態といえます。

また、腸内に老廃物が少ない状態となるため、おならのにおいの原因である有害ガスも発生しにくくなります。おならのにおいもほとんど気にならなくなるでしょう。

肌質が改善される

老廃物を溜め込まず、便として排出できるようになれば、吹き出物として外に出す必要はなくなります。そのため、肌質の改善が期待できるでしょう。

ストレスの軽減

腸が整うと、ストレスやイライラが軽減されることも。小腸では、通称「幸せホルモン」といわれている気持ちを落ち着かせるホルモン、セロトニンが生成されており、それが腸内環境と深く関連しているといいます。善玉菌を優勢な状態にすることで小腸の働き活性化させ、セロトニンの生成を促すことがメンタルの安定につながるのです。

体質改善

善玉菌が優勢な状態になると、腸内でビタミンを生成する働きも活発になるため、消化吸収機能や栄養の吸収力がアップし、代謝の活性化が期待できます。安定した排便リズムによって、太りにくい体質にもなるでしょう。